私が毎日のように聞いているのはハワイアンミュージック。耳にしない日はほとんどない様な気がします。車の中で(この小さい島なのに、私の移動距離はカリフォルニア並みです!)、パレスで、家でフラを練習しながら、店で、ハラウで。まだメインランドにいた時は、アメリカのヒット40なども聞いていたのですが、こちらに来てからは思いっきりハワイアン。不思議と飽きがこないのがハワイアンの魅力なんですが、それでも時々思い出したかのように日本の歌も聴いてみたくなります。
外国に住んでいると多分その仕事の内容にもよるのだと思いますが、私の場合は現地との関わりの方が日本との関わりよりも多かったので、そうなると交友関係は圧倒的に現地人の方が多くなります。ですので、日本の曲を理解してもらうなんてことはほとんどありません。たま〜に日本人が大好き!という(たいてい日本人女性ですが)白人男性などに出くわすと、とんでもない曲を知っていたりします。
先週はフラシスターやその友達と一緒にハイキングに行ったのですが、そこでいきなり「スキヤキ」が出てきたので、「スキヤキ」でない九ちゃんオリジナルの「上を向いて歩こう」がYouTubeで見られるよ、と教えてあげました。そして、余計なお世話ながらとっても親切な私はそのビデオを含め日本の名曲(私にとってですが)を数曲フェイスブックで紹介したのです。
私が紹介したのは、
坂本九さんのオリジナルを聴くとじ〜〜〜〜んと来てしまったりするのに、意外にもかえってきた反応は「奇妙なビデオだね」 まあ、60年代の日本を映していますからね。無理はありませんけど。
日系人の彼女なのに、ハワイ生まれのアメリカ人になってしまうとやっぱりこの良さが分からないのね〜、とちょっとがっかりしました。すると、『さくら』も『瞳をとじて』もきっとみんな分かんないんだろうなあ、ということに気付いたわけなんです。『涙そうそう』はケアリイ・レイシェルがハワイアンにしてますから、ハワイの人にはおなじみですけどね。でも、オリジナルの意味が分かる人はどれだけいるだろう???って。
日本の歌のよさは、その旋律だけでなくそれに乗せられた美しい言葉や意味があるから私たちはその歌に酔いしれたり涙したりできるのですね。私たちはこの美しい言語をきちんと後世に残して行かないとなあ、と改めて思い知らされます。実はフラも同じなんですね。言葉を理解していないといくら綺麗に踊っていても観客には伝わらない。だからいろんな方面からのリサーチが必要になってくるんだと思います。外国人であればある程勉強は必要なんですね。
ということで、いろいろ気付かせてくれるJポップなんですが、私のフェイスブックに意外なコメントをくれたフラシスターがいました。
「70年、80年代の日本の歌謡曲、残しておけばよかった。秀樹や五郎、ひろみ、桜田淳子や百恵ちゃん、よく聴いてたもの」
彼女はメキシカンとアメリカインディアンの混血。どこでそんな曲を聴いていたんだろう???目がテンになりました。そう言えば松田聖子さんはDonnie Wahlberg とのデュエットで「ライトコンビネーション」とかいう歌を歌ってます。かのコメントのフラシスターとフレンズ達は、みんな知っていて、それをフェイスブックに載せてくれました。私にとっては初のメロディーです。(笑)
「スキヤキ」といい、聖子ちゃんの曲といい、プロダクションサイドも日本語の分からない人たちにはそれなりに工夫して売り込んでいるんですね。なんだか感慨深いJポップの一晩でした。
イオラニ宮殿の日本語ドーセント(解説員)、
を務めています。ハワイの文化や歴史、フラ、メレ(歌)、イオラニ宮殿についての情報をお伝えします!

コメントする