ご見学の際には「ハウスルール」といってご来場の皆様にお願いしている事項があります。宮殿は「オープンミュージアム」(公開スタイルの博物館)となっていますので、壊れてしまうと世界からなくなってしまうものがたくさん、そのまま、誰でも触れる範囲で置かれているものがたくさんあるからです。ですので、中に入られたら、他の美術館や博物館に行かれる時と同じように考えていただけたら、きっとこの「ハウスルール」も苦にならないと思います。
・宮殿の1階と2階は靴カバーを付けて回ります。床を保護するためです。ご協力ください。青い不燃布製のものは、縫い目のある方がつま先になります。
・宮殿内で飲食はできません。ペットボトルの飲料水等は、ラーナイ(ベランダ)に置いていただくようになっています。ガムやのど飴などもご遠慮ください。飲み水等必要な場合は係員が誘導します。
・宮殿内での撮影・録音・録画は禁じられています。フラッシュで展示物が傷む、という理由だけでなく、宮殿自体、そして展示物の多くがハワイ州政府に属するものであったりするからです。法が絡みますので、どうぞご遠慮ください。
・携帯電話はマナーモードにするか電源をお切りください。テキストメールや緊急の連絡など、携帯の使用が必要な場合は、いったん外に出てご利用ください。
・見学の際、ロープ等で展示物が囲まれていなくても、お手を触れないようにお願い致します。コアの階段、椅子、テーブル、ドアなどもオリジナルのものです。人数が多いと、どうしても壁やドアによりかかりがちになりますが、展示物の一部ですので、ご遠慮ください。私たちの体からでる油脂が展示物等に取って一番の敵です。
・筆記具は鉛筆のみご利用できます。お持ちでない場合は、係員にお伝えいただければお貸し致します。
・大きめのバッグ、リュックサックタイプのものはなるべくご遠慮ください。お持ちの場合は、チケットオフィスのある兵舎にコインロッカーがありますので、そちらをご利用ください。
・ガイド付きツアーをご利用のお客様はグループと一緒にご見学ください。曜日によって、オーディオツアーのお客様と一緒になる場合がありますので、迷子にならないようにグループと行動をともにしてください。
・ご見学の際は、大きな声を出したり、走ったりしないようお願い致します。
どうぞアロハの心で、ハワイ王朝の当時の様子を思い浮かべながら、お楽しみください。
さて、次にパレスの周りをご紹介しましょう。
宮殿のあたりはこんな風景です。
1月末に撮った写真ですが、ビジュユアルでご紹介しましょう。この日のホノルルは曇り、午後は肌寒くなりましたので、青空のハワイ、という写真にはなりませんでした。
パレスに初めていらっしゃる方は大方上の写真のように正面で撮影されて、はい、終わり、という感じではないでしょうか。オアフ島に何度もいらっしゃっている方でも、ここで写真を撮って、中には入ったことがありませんでした、という観光客の方がたくさんいらっしゃいます。ここまで来たら、ちょっと裏側まで回ってみてくださいね。
裏側も正面と感じは同じですが、車がたくさん止まっています。こちらがツアーの入り口になります。敷地内の駐車場はこの辺りです。チケットオフィスはこのパレス裏側に向かって右側に見える兵舎にあります。

こちらの写真は正面の方から写したものです。この建物に入ってすぐ左側にチケットオフィスがあります。
ここでご希望のツアーのチケットを購入されてから、ツアー開始の裏玄関にお回りください。ロッカーやビデオルーム、ギャラリーショップはこの建物の中にあります。車イスをご利用の方は、チケットご購入の際にお伝えください。お付き添いの方お一人とご一緒に、宮殿のダイヤモンドヘッド側(兵舎とは反対の側)の車イス専用の入り口がありますので、そちらにお越し下さい。

写真にありますように、レールを使って車イスを運びますので、電動タイプのものはご利用になれません。ご協力ください。
ツアーはおよそ5〜10分前になりますと、係員がご案内します。前のグループがいる場合は、階段の下辺りでお待ちいただくか、地下のギャラリーをご覧になってお待ちください。

写真のように係員が説明している姿がご覧になれると思います。階段を上ると、係員がチケットを拝見しますので、ご用意ください。ステッカーは左胸のあたりにお貼りください。セキュリティに分かりやすくするためですので、ご協力ください。
中は冷房が効いていますので、上着をお持ちいただくといいかもしれません。宮殿ですので、水着等でのご入場はご遠慮ください。
ここで、パレスの顔を何人かご紹介しましょう。
イオラニ宮殿は、「フレンズ・オブ・イオラニパレス」という非営利団体がその維持、修復、保護活動を行っています。ですが、物質的な宮殿自体は、「フレンズ」の所有物ではないんです。地面の部分はハワイ州の公園管理局、建物はハワイ州、駐車場はDAGSというハワイ州のお役所が管理するというようにわかれています。「フレンズ」は建物をハワイ州からリースさせてもらって管理しているわけなのです。ですので、展示物の多くもハワイ州の持ち物だったりするわけですね。
この「フレンズ」は警備やキュレーター、運営本部のスタッフをのぞいて、ほとんどがボランティアで構成しているのです。宮殿内でムームーやアロハシャツを着て勤めている人たちです。私たちドーセントもボランティアです。よく日本からいらっしゃったお客様に「偉いですね」とお褒めの言葉をいただくのですが、私たちは、このパレスが好きなんですね。その気持ちがこのパレスを維持、動かしているようです。
そこで、普段はパレスの顔として脚光を浴びることはないけれど、パレスにとって大切な人たち、スタッフもボランティアも含めて少しずつご紹介していきます。

まずは、最初にチケットオフィスで顔を合わせるエメリー。ガラスの窓越しにドアップで取ってしまいました。
いつもにこやかに対応してくれます。もう一人は茶目っ気たっぷりのチャンドラー。画像を入れようと思ったら大きすぎたので、次にします。(笑)
そして、ツアー開始の裏玄関で出会うのは、たいていこの人たち。セキュリティのカマラニとラーナイ(ベランダのハワイ語です)のプロ、バレリー。この他にボランティアが何人かいて誘導してくれます。

貫禄のあるおばあちゃんはバレリーのお母さんのアンティ・マギー。彼女はドーセントでもあります。
そしてパレスの大御所はこの人。この方抜きでパレスは語れないというくらい長い間パレスに貢献して来られたアンJです。パレスに来るとみんな、このアンJにガーディアン(監視人)として教育されるのです。私もみっちりとご指導を受けました。
レディのお年を言っては失礼ですが、90歳を超えています。そして時々担当のドーセントがいなかったりすると助っ人でガイドツアーをしてしまう驚異的なパワーの持ち主です。声もよく通るんですよ、これがまた!走り回っているちびっ子達も、この杖をついたおばあちゃんに「エクスキューズミー」と注意されるとピシッとしてしまいます。
ツアーが終わってギャラリーショップにはいると、商品の説明を丁寧にしてくれるのがショップのマネジャーのダレルとボランティアのトモコさん。ダレルのバイヤーとしても方な経験と目で、他のお土産屋さんでは見つけられない様なモノが取り揃えられています。
そしてカスタマーサービスを常に考えて動いているのが、この人。我らがシンディです。トランシーバー片手に兵舎とパレスの間を行ったり来たりしています。
ということで、スタッフやボランティアはまだまだいます。追ってご紹介して行きますね。
イオラニ宮殿の日本語ドーセント(解説員)、
を務めています。ハワイの文化や歴史、フラ、メレ(歌)、イオラニ宮殿についての情報をお伝えします!

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