2010年4月アーカイブ

この頃更新が遅れていまして、ご愛読いただいている方々、ごめんなさい。今月(といってもハワイでももう1時間足らずで5月!)はボランティア感謝月間ということで、オアフ島のボランティア達が、あちらこちらの美術館やアトラクションを無料で体験できる月だったのです。


前半はメリモ中心だったので、後半、残りも1週間という頃になって私は思い立ち、ここぞとばかりにこの小さい島のそのまた1部分、ダウンタウンとマノアのあたりを走り回っていたのです。


まず最初に訪れたのはエマ女王の夏の宮殿。イオラニ宮殿の説明では、アメリカ合衆国には他にも宮殿があることをお伝えしていますが、一番身近な例のこの夏の宮殿にはまだ行ったことがなかったのです。とっても清々しい雰囲気のこの宮殿、ヌウアヌバレーにあって、心地良い風が吹いているので、イオラニ宮殿のようにエアコンをガンガン使って中の展示品を保存しているのとは違い、窓が開け放たれていて、とても過ごしやすいのです。


何よりも驚いたことは、ドーセントがオリジナルのコア製のベッドや家具などに手を触れていること。そしてエマ女王のピアノは誰でも弾くことができるのです。所変われば対処の方法も違うのですねえ。


ここはもっぱらカメハメハ4世とエマ女王を取り巻く人々の肖像画や写真であふれていますが、そんな中にもイオラニ宮殿にゆかりのあるものもあったりして、なかなか興味深いものがあります。ハワイ・オーシャンプロモーションという会社が、この夏の宮殿とイオラニ宮殿を合わせたツアーを行っていますが、なかなか良いところに目をつけていると言えましょう。


ということで、いつものように写真を交えて。


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エマ女王のピアノ。弾くことも、写真を撮ることも可能です。他の部分では写真は撮れません。


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ガーデン内にはハワイの植物が植えられていて、お散歩するだけでも気持ちがいいです。


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当初は65エーカーあった土地が、今では2.16エーカーに減ってしまっていますが、それでもこの広大な土地を風の歌を聴きながら歩いていると、とってもゆったりした気分になれます。


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上は案内してくれたドーセントのスー。ここにも日本人ドーセントがいて木曜と日曜にツアーをしてくれるそうです。「あなたもぜひここのツアーをして!」と薦められましたが、まるでメインランドに住んでいる時のような忙しさにかられることが目に見えているので、「前向きに考慮致します」と日本人並みの答えをしておきました。(笑)


入場料はたしか6ドルです。前もって日本語のツアーがあるかどうか確認されておくといいかもしれませんね。予約は808−595−3167です。 

昨日の続きです。これが例の海老入りなます。キュウリ、大根、わかめ、ここまでは良いけど乾燥海老は...やっぱり食感が合わない!ってことで今日は異例の短さです。(笑)


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と言っても、食べてる人は食べてるでしょう。でも、大方の観光で訪れる方々はよっぽど現地の人と交わらない限り、お食事はワイキキかアラモアナ、ワードにアロハタワーあたりがメインになるでしょうから、滅多にお目にかからないのではないのかなあ、と思います。


ということで、今日は写真をメインに。


最初は別口で単なるレストラン情報。時々日本人を見かけますので、結構人気かもしれません。カパフル通りをずっと山の方に行って、フリーウェイの手前左手にあるマーケットシティーにはフードランド(マーケット)や手芸店、ワインの美味しいフォルマージオなどが入っています。ここの韓国料理店ジーナズのフードは結構いけてボリュームがあります。店の看板の一つ、ジーナスペシャルは、女性なら3回に分けて食べられる程のボリューム。10ドルでおつりが来ます。


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2枚のカルビの下にはBBQチキンとビーフが隠れています。野菜類は4種類選びます。ご飯は多分たっぷり2杯分!そこにズッキーニの天ぷらと春巻きが乗ってるわけです。私はあまりコリアンフードの専門ではないので、名前はすべて白人風に頼みます。(笑)


で、この野菜類を選ぶときには同じものを2回とっても良いわけです。キムチとかキャベツなどの野菜類は3回分にしてもよかったような気もします。でも、右の方にあるイカはだめ!人気のもので、きっと単価が高いんです。(笑)


さて、次はちょっとローカルっぽくなります。


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手前が薫製のタコ、ちょっと辛味。右はタマネギの酢漬け、左上が海藻と海老などを中華風辛味で仕上げたもの。右上は殻のまま多分八角を入れてゆでたピーナッツ。ここにはありませんが、とっても不思議なのは、ローカルの人が作るなますには乾燥海老が入っているんです。日本人にはピンと来ない食感。というか、私たち日本人はどちらかというとその海老をのけて食べています。(笑)


これはどこかというと、うちのハラウ!みんなで食べ物を持ち合うとこういう不思議なものが出てくるわけです。といってもつい最近近所で美味しいと言われるお店を発見したので、上の4品を買ってきたのは、実は私なんです。(笑)


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こんな感じで食べ物が並びます。日本の食卓と似たようなものが並んでいるんですが、味付けや材料が、目がテン!になるようなことが多いです。移民時代の工夫を重ねた食生活が残っているという感じがします。


さて、私がこの時の食料を調達した店がどこにあるかというと、カパフル通りにあります。名前を「オノ・シーフード」American Savings Bankの入っている一角でガソリンスタンドの横にあります。この店は、ワイプナのカレおすすめの店なのです。


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上が正面の写真。中にはポケを始めとするシーフードがたくさん!下の写真の下段にあるのは生のカニです。メインランドではソフトシェルクラブを揚げたものをよく食べましたが、この生のカニはちょっといまだに苦手です。臭いがいまいちキツいんです、私には。


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で、この土曜日には、ミュージシャンのウェルドン・ケカウオハが大好物だというポケボウルを頼んでみました。彼もこの店によく来るみたいで、というか、ウェルドンにしてもカレにしてもご近所さんなわけです。


ポケボウルはこんな感じ↓


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カリフォルニアで美味しいカリフォルニア・ライスを食べていた私には、チャイニーズの短粒米は減点1なんですが、この上に乗っているポケの美味しいこと!!!日本ではマイウ!っていうのかしら?私はタコとアヒの半々にしました。ほんとイケます!


で、ポケボウル、税金なしの$6。ところが、です、ドリンクが付いてくるのをすっかり知らずにもらわずに帰ってきました!今度行ったらくれるかしら?


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イオラニ宮殿にいらっしゃるお客様の中には、以前お越しになったことがある方もいらっしゃいます。でも大丈夫、たいていの方はお楽しみになってお帰りになられます。なぜかというと、私もそうですが、こういった類いのオープンハウスになっているミュージアムに行くと、その場で感激するんですが、圧倒されて終わってしまうんですね。ドーセントトレーニングでも話題になったことなんですが、お客様が何を覚えていらっしゃるか、というと、展示物や歴史というよりも、話をするドーセント、つまり私たちの印象が深く残るのだそうです。ですので、1度見ても、2度目も新鮮だったりするわけです。それに日本人のドーセントが数限られているため、以前は英語の説明を聞きました、という方もかなりいらっしゃいます。そして、2度説明を聞いて、「ああ、そうだったかも」と思い出されるのですね。


それに加えて宮殿の展示物というのは、ハワイ王朝当時にあったものの約4割程なのですが、毎年少しずつ展示物が増えています。そういったものの中には、いろいろなストーリーが隠されていたり、実存するとは思えなかったものがお目見えしたりと、かなりエキサイティングなものが揃っています。ガイドツアーは通常45分、大体私たちは熱が入ってしまって、特に日本語の場合は1時間近く(私は結構長くなってしまうんです)、それでも時間が制限されているために、細かい展示物まで説明ができません。本当に興味のあるお客様たちは、地下のギャラリーツアーも含めると、11時ぐらいからいらっしゃって、1時半ぐらいまでいらっしゃる方が多いです。というより、私のツアーになってしまうと、皆さん熱心に最後までついて来られます。その熱心さに私も脱帽です。


ということで、このブログを書くことで普段のツアーでは説明しきれない展示品の数々、中でも特に日本と関係の深いもの、見逃したくないものを中心に紹介して行きたいと思います。


英語のツアーではほとんど説明することがないのですが、日本語のツアーでは欠かせない展示物がいくつかあります。そのうちの一つが音楽室(黄金の間)にある「ついたて」です。カピオラニ王妃の戴冠式のお姿を現した肖像画の下に置かれています。柴山スタイルと呼ばれるもので、べっ甲や貝の真珠層、象牙、珊瑚などで装飾され表面には砂金が塗られています。


歴史

このついたては、カラーカウア王が1881年に日本を訪れて締結された「日本・ハワイ移民渡航条約」に基づいて実現可能となった1885年(明治18年)の第1回官約移民の際、時の在日ハワイ領事ロバート・アーヴィンご夫妻がカラーカウア王に贈られたものなのです。ハワイ王朝時代、このついたては同じく音楽室に置かれていたことがわかっています。王朝崩壊後、何人かの手を経て宮殿には1978年に戻されました。修復にかかるお金が集まるまで、その後30年間、このついたては宮殿の倉庫に眠っていたのです。そして2008年、主にカリフォルニアの日系人を中心とした人たちからの募金のおかげで12,000ドルという大金が集まり、やっと片面のみ修復されて、同じ年の5月末に音楽室にお目見えしたのです。


この様子はYouTubeで見られますので、ここにリンクを貼っておきましょう。

http://www.youtube.com/user/IolaniPalaceHI#p/a/u/0/dMDnYMRewVk


今年は官約移民125周年の年、ハワイにいらっしゃる方はぜひパレスにお越し下さいね。


次は私の頭の中にあるトリビアをご紹介します。1つは宮殿の窓ガラス。多くは1882年に建てられた当時のものが残っていますが、正面玄関のドアのガラスは一部複製です。その見分け方は、宮殿に詳しくなくてもご存知の方がたくさんいらっしゃると思いますが、ガラスのゆがみで知ることができます。透明でゆがみがなく、外の景色がそのまま綺麗に見えるガラス、これは時代の新しいものです。ガラスは古くなるとゆがみが出るのですね。 ツアーの最中にはご説明しませんが、思い出されたらよく観察してみてください。 この正面玄関のガラスは、遠くイギリスからガラス板を取り寄せ、当時はまだ外国であったアメリカ、サンフランシスコに送ってエッチングさせたものなのです。ビクトリア調のデザインで美しい磨りガラスです。


その両脇には1883年のカラーカウア王戴冠式の記念に中国人連合協会から送られた一対の大きな壺が置いてあります。12干支を刻んであるのかなと思いますが、そうではありません。刻まれた日付が時代を感じさせてくれます。


コースが逆行してしまいますが、裏玄関より中に入ってくるとまず最初の飾り棚に漆黒の七宝焼の花瓶が一対置いてあります。1885年の官約移民開始を記念して贈られたものと言われています。1880年初期のもので京都から来ているものと思われています。中央のコア材の階段の斜め前にも日本から送られた菊の御紋入りの花瓶もありますが、こちらが伊万里です。


正面玄関に近い飾り棚には左右に男女の胸像がおいてあります。中近東の人物をかたどったものですが19世紀のフランス製です。当時のヨーロッパやアメリカの宮殿などによく置かれたものらしく、エキゾチックな東方文化に対するあこがれが現れています。2008年3月末に修復を終えて展示物に加えられました。 その他はツアーでご紹介しましょう。

ここのところ続けて書いていますが、私の中でこれだけはクリアしておかないと、というのが残っていたもんですから、ご辛抱を!(笑)


メリモの様子はマユミさんが書いてくださっているし、写真付きなので、ばっちりお任せすることとして宮殿シリーズで行きたいと思います。


さて、ガイド付きツアーでもオーディオツアーでもほとんど見る順番は同じですので、部屋の見どころをさわりだけ紹介しましょう。全部言ってしまうと楽しみがなくなってしまいますものね。


1.スタートは裏玄関のラーナイから。ここでは入館に際しての注意事項を聞いて、ツアーが始まります。まだココは屋外ですので写真撮影ができます。ここで、靴カバーを付けて中に入るまえにカメラはバッグにしまってくださいね。


2.1階大広間 コア材の階段、王家の肖像画、日本とゆかりの深い花瓶などお見逃しなく。


3.青の間 ハワイ王朝最後の君主、リリウオカラニ女王の自らの好みによってアレンジし直された応接間です。この部屋のシャンデリアの下で何が起こったか。ガイドによってはこの部屋でお話するものもいますし、私はここの風景を覚えておいていただいて後でお話しします。


4.正餐の間 ダイニングルームですね。食器の数々、ボストンの会社から購入された225点程の家具の一部、カメハメハ時代に贈られた外国のトップの肖像画など見応えがあります。地下のキッチンから食事を運ぶために備えられたダムウェイター(手動式エレベーター)や当時(明治時代)としては非常に珍しい水洗トイレなどもお見逃しなく。


5.ガイド付きツアーは1970年代に備えられたエレベーターで2階に参りますが、オーディオの方はここで1階の「王座の間」を見るようになっています。エレベーターを使う際はグループが2つに分かれることがありますので、係員の指示に従うようご協力ください。お待ちいただく際は、他のツアーの方がスムーズに通れるよう、いったんエレベーター向かいの小部屋(コートをかける部屋として使われました)でお待ちいただきます。


6.2階広間 カピオラニ王妃のモットーを記したテーブルが残っています。コア材の階段は2階上部では2つに分かれています。テーブルや階段の手すりなども触らないようにしてください。


7.カラーカウア王の寝室 1890年当時の様子を記したパネルがあります。どれだけのものがこの寝室に戻ってきているでしょう?日本にゆかりのあるものも。奥にはタワールームと呼ばれる部屋が見えます。


8.執務室 冒険心・好奇心おう盛な王様がお仕事をした部屋です。彼の勉強熱心な人柄が蔵書の数々にも現れています。


9.音楽室 陽気な王様カラーカウア王、消えそうになっていたハワイ文化・伝統・芸能を推奨した王様で今日ではその功績をたたえて1年に1回メリーモナークというフラの祭典がハワイ島ヒロで行われています。それだけでなく、彼のご兄弟・ご姉妹はこの部屋である活動をされました。官約移民を記念して贈られた日本からのついたてもこの部屋にあります。


10.リリウオカラニ女王幽閉の間 (お部屋に入る前に、当時としては大変モダンなお湯の出る浴室が左手に見られます。)彼女が幽閉された際に作り始めたキルトが展示されています。ここを訪れるハワイアンの人々は胸が締め付けられる思いに駆られるようです。そして、ハワイアンの人たちだけでなく、日本からのお客様も時に涙を流される方がいらっしゃいます。


11.客間 お隣の客間には何もおかれていません。ほとんどの場合、一つの窓のしおり戸は開いていて、もう一方のものは閉まっています。どちらにしても美しいデザインになっています。


12.カピオラニ王妃の寝室 リリウオカラニ王女(まだプリンセスだった頃です)とお二人でイギリスに行かれた際のお写真がパネルとして展示されています。


13.オーディオの方はカピオラニ王妃の寝室でツアー終了です。ガイド付きツアーの方はガイドに従ってエレベーターで1階に下ります。オーディオツアーの方は入ってきた裏玄関より外に出て、靴カバーとオーディオ機器を返し、出た左側の階段から地下ギャラリーにご入場ください。


14.王座の間 王座、見事なオリジナルのシャンデリア、唯一オリジナルのパターンを残すカーペット、23金の金箔で覆われた鏡、ここで開かれた舞踏会などをイメージしてお楽しみください。


この後は地下ギャラリーに参りますので、外で靴カバーを返して地下におります。車イスご利用の方を除いて、基本的にエレベーターで地下には行けません。ご了承ください。

ここしばらくフラの話が続いたので、久しぶりに宮殿に参りたいと思います。


当時の外国に対し、ハワイが近代国家であることを印すその象徴としてイオラニ宮殿の建設は始まりました。フリーメーソンの儀式を伴って基礎が敷かれたのは18791231日のことです。この日はカピオラニ王妃の誕生日なのです。カラーカウア王が王位に就いて5年が経っています。そして完成は1882年8月、当時の内閣メンバーのためにランチョンパーティーを開き、そして12月、カラーカウア王とカピオラニ王妃の新しい公邸としたのです。


最初の宮殿はハレ・アリイ(首長の家)と呼ばれていましたが、カメハメハ5世が、弟で前任者であるカメハメハ4世を讃えてイオラニ宮殿と名を代えました。イオはハワイの鷹、他の鳥達より高く飛びます。ラニは天国の、王族の、神聖な、賛美などを意味します。二つの言葉を合わせて、「神聖な鷹」「王宮の鷹」と言った意味になるのですね。最初の宮殿はシロアリによる傷みがひどかったので壊されましたが、名前だけは残りました。


新しい宮殿には明治時代の当時としては大変モダンな作りになっています。屋内の水道設備、ガス灯のシャンデリア、電話、お湯の出る浴室等々です。ガス灯の明かりは、5年後全館電気に代わりました。エジソンが白熱電球を発明して7年と経っていません。ホワイトハウスよりも4年早く電気に代わったのです。


カラーカウア王はメリーモナーク(陽気な王様)とも呼ばれます。文化や芸術を推奨し、自らも交遊や芸能を楽しんだ方です。各国の著名人を宮殿にお招きになり、晩餐会や舞踏会でおもてなしになりました。ロイヤルハワイアンバンドの演奏でポルカやワルツなど現代からすれば現代音楽初期の作曲者達によって作られた音楽が演奏されていたのですね。


カラーカウア王はまた一時期宣教師達によって禁止されていたハワイ独自の文化・芸能を復活、推奨しました。それまで隠れて踊られていたフラが宮殿敷地内で堂々と踊られるようになり、記念式典には詠唱(オリ・チャント)が付きものとなりました。ですので、毎年1回ハワイ島ヒロで行われるフラの祭典メリーモナークはカラーカウア王を讃えて行われているのです。


カラーカウア王はそれだけではありません。いろんな顔を持った王様。一度宮殿にいらしていただくと、もっとたくさんの発見がありますよ。 

最初の頃にこのシリーズで書いていたものですが、1番から6番まで訳して7〜9を忘れてました!1ヶ月前ぐらいには気付いていたんですが、他の記事を書いていてついつい今になってしまったんです。これではドレミファソラシとピアノをたたいてそのまま席を立ってしまったベートベンのご近所の子(だったかしら?)みたいになってしまうので、きちんと最後のドをひいて終了させましょう。(笑)


深い知識はそれを努力して習得したものが身につけられる

「クム」達は、それぞれの師から学んだものを大切にします。特別なものであるからこそ、それを維持します。そして、生徒が受け取る準備ができたときに分け与えます。ウニキはその究極の形なのですね。生徒は先生の信頼を得たわけです。生徒がこれからもその知識を大切にしてくれるだろうと。何が適切で何が不適切か区別ができるだろう、どうしてある方法で事柄が行われるのか、生徒は理解しているだろう。そして「クム」がその師から学んだことを生徒達が続けてくれるだろうと。そして、生徒をウニキさせるのです。ここからはウニキした生徒が自由に創造性を発揮して行くのです。ただし、教えることを軽んじたり、先生の信頼を裏切ったりは絶対できません。


E nana, e ho'olohe. E pa'a ka waha, e hana ka lima
見て、聞いて、口を閉じて、手を動かす

タイトルに残したハワイ語はよく使われるので覚えておくといいでしょう。小さい頃、日本の学校で聞いたようなことですよね。よく聞いて、先生の動きを見て、手の動きは止めない。自分でやってみて分からなかったら聞きなさい


ということです。クラスの中でもうるさいくらい質問をする人がいます。ああ、この人ほんのちょっとでもハワイアンの血が入っているのに、この言葉知らないんだなあ、なんて思ってしまいます。


そして最後に

フラは楽しむもの

フラを踊ることによって楽しい気分になる、あるいは人を楽しませる事が出来る、するとそこに大きな満足感が生まれます。


素敵なフラ、楽しんでくださいね。

さて、私のペンネームの「トゥアヒネ」ですが、これはマノアに降る雨の名称です。そして、カハラオプナの伝説にも登場する双子の女性の方の名称でもあります。そんな伝説の名称をペンネームにするというのは、ちょっと抵抗もあったのですが、私はこのオアフでマノアが大好きなんです。それに私にとってはちょっと思い入れのある場所なのです。ですので、「トゥアヒネ」。


ハワイに来てから、というよりフラを始めてからずっとハワイアンの名前が欲しいなあ、いつかもらえたらなあ、と思っていたのですが、ハワイ語の先生に聞いても出て来ないし、夢で見たハワイ語(なぜかハワイ語を喋ってたんです)について人に聞いても「クプナに聞いてみないと」って感じだし、まあ、フラに専念だけしているか、って感じで気にしていなかったんです。


ところが、ひょんなことからハワイアンの名前をもらうことになりました。それもとっても簡単に。「えっ、そんな簡単でいいの?」って思って、最初は冗談にしかとっていなかったんですが、付けてくれたのがマウナルアのボビーで、フラシスのクムフラにしても、マヒエヒエのアンクル・サムにしても、「ぴったりだよ」って言ってくれるので、今ではありがたく使わせていただいているんです。ですので、「トゥアヒネ」以外に名前はあるんですよ。(笑) 


さて、その「トゥアヒネ」の降るマノアですが、今日思い腰を上げて買い物に行ったついでに写真を撮ってきました。ユニバーシティ・アベニューに面したニジヤマーケットの屋上です。話は飛びますが、私はカリフォルニアにいる頃、このニジヤの超お得意さんだったのです。で、ハワイに引っ越しをする前にニジヤさんが視察をかねてホノルルに来ている情報を得て、「私も引っ越しをするので、ニジヤさんもぜひ!ハワイに来てください」とマネージャーに直談判したのです。(笑)ですので、巷ではニジヤさんは私が呼んだ、ということになっています。私が言っているだけかもしれませんが。こんな調子でTrader Joe'sにもBed Bath & Beyondにもメールを送る私ですが、そんなあたりが心はハワイアンと云いつつ、物質文化から離れられないメインランダーなんだなあ、って思ってしまいます。


かなり回り道をしました。マノアの写真でしたね。


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こんな感じで、ダイヤモンドヘッドの上には雲一つないことが多いのに、マノアはよく曇り空です。ちょっと嵐の様な雲がかかっていると、ここからカハラオプナの象徴、ものすごく太い虹が現れます。残念ながら写真には残せていないのですが、今度シャッターチャンスがあったら頑張って撮ってみましょう、トゥアヒネと一緒に。

先月から慌ただしいスケジュールだったので、すっかりワイプナの母の日のコンサートに関するインフォをお届けするのを忘れてました。と、言ってもそのときハワイにいらっしゃれる方でないと意味はないんですけどね。でも、たった一人でもいらっしゃるかもしれないので、一応ご報告です。ワイプナのカレにも「ポスターイメージちょうだいっ!」ってお願いしてたんですが、彼らにしても忙しく動き回っているので、勝手にカレのフェイスブックからイメージを頂戴して「盗んだよ」って事後報告しておきました。(笑)


このコンサートには、ワイプナはもちろん、Kūpaoa(クーパオア)、ウェルドン・ケカウオハ、ナーパラパライという豪華メンバー。ワイプナダンサーとそして私たち、ハーラウ・オ・ナ・プア・ククイ、ハーラウ・ヒイアカイカマカレフア、カウアイ島のクムフラ、マカ・ヘロッドもフラで参加します。

お食事は食べ放題のサンデーブランチです。フイ・マウリ・オラによるロミロミマッサージもあります。

ご予約は、直接クィーン・カピオラニホテルへ。電話:931-4450 またはemailにて、sales@queenkapiolani.com. 特別宿泊料金に関しては、922-1941または、sales@queenkapiolani.comまでお問い合わせください。

ショーの料金は大人一人$5012歳以下は$3510名様で1テーブルを予約する場合は、テーブルに付き$500です。Queen's seatingと呼ばれるスペシャルセクションは、お一人様$75、テーブルでは$700になります。このクィーンズシーティングにはワイプナのCDや、お花、チョコレートなどのお土産が付きます。

私のページを読んでお越しになれる方がいらっしゃったら、ぜひ会場でお声をかけてくださいね。一番偉そうな顔をしている日本人ぽくない日本人ですよ。(笑) 

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昨日、ホノルルに戻りました。興奮のメリモ、夜な夜なシャドネーとおつまみで語り明かした4日間、もうぐったり疲れました。何とも濃く楽しい4日間だったんですが、睡眠時間が平均3〜4時間というのは、体も付いて行きません。


今日、写真の整理をしてみたら、なんとボケまくりの写真も含めて200枚以上撮っていました。でも、普通のデジカメでおまけにフラッシュたかず、ですからコンペの様子は大ボケです。(笑)


ということで、非常に高度レベルのコンペとなった今回のメリモと写真のまとめは、もうちょっと頭が冴えてきてからにさせてくださいね。


2010年のメリモが終わったところで、いよいよ来年に向けて、私たちのメリモのスタートです! 

明日早朝、ヒロに向けて出発します。多分、メリモ期間中は更新が難しいと思いますので帰ってきてから写真などアップしますね。


私たちのハラウは来年出場予定です。そちらの様子も徐々に更新しまーす! 

ホノルルはここのところずっとぐずつき模様、年中綺麗なダブルレインボーが見られたりしますが、不安定で雨が降っています。かというと昼間は暑くなったりもして、先月の中頃から花粉症かと思っていたのが実は風邪をひいていたみたいです。先週始めにもダルくて、それでもマウナルアのボビーから直々に「元気になってね」なんてメッセージをいただいちゃうとそれだけで元気になったつもりでいたんですが、やっぱり声が下がる程の風邪はそうそう簡単に治りません。


ということで、明日は高萩市の市長さんがパレスにいらっしゃる予定で、そのツアーをする予定だったんですが、やむなく他のドーセントさんに代わってもらうことにしました。パレスのガイド付きツアーは火曜から土曜日の11時半のみなのですが、こうしたVIPツアーや特別団体のツアーなどもご予約いただければ可能ですので、ぜひご利用くださいね。


先週も東京から中高年の方々のグループがいらっしゃって、皆さんあちらこちら回ってきてお疲れのところなのに、しっかり1時間楽しまれて行かれました。ほとんどの方が私の両親の世代、またはそれ以上の方々だったんですが、ほんとうに熱心に説明を聞いてくださいました。そんな中、お一人のおじいちゃまはお声が不自由だったのでしょうか、私も気がつかずに何度か聞いてしまったのですが、材木に詳しい方だったようで、必死にメモを書いて最後に私にそのメモをくださいました。


それは、カラーカウア王の寝室にある格子窓の説明をした時のことです。日本語でなんと言っていいのか知らなかった私は、かぶれた日本人のように「ブラインド」と言っていたのですね。それは唯一、ガイド付きツアーに参加されたお客様のみが堪能できるデモンストレーションの場所なんですが、作りがとても精巧で見事なものなのです。


おじいちゃまはメモに番号を付けてこう書いてくれました。

「日本の千本ごうしとむそう窓の流れのしおり戸」そして、図。「丁つがいで扉をつなぎ折りたたんでどびらを明けたり、しめたりするとびらのこと」

きっと日本の文化に通じるものがあったので感激されたのでしょうね。


時間はすでに4時を過ぎていたので、2階から階下に降りてきたときには、もう閉館時間。王座の間をざっと見たときにも1枚のメモをくださいました。「本柾、貴重中の貴重品の材木の部分 とらふとも云います。」しっかりした字で書かれています。


宮殿の内部はコアだけでなく、カマニや杉、クルミなどの木々が使われているのですが、ドアや壁にも違うタイプの木材が組み込まれていたりするのでとてもご興味深かったのでしょう。通常のツアーは45分、ちょっと欲張っても1時間10分ではなかなか説明しきれません。外にタクシーを待たせていたので、ご質問を受ける余裕もなく追い返すかのようにツアーを終了せざるを得なかったのですが、最後に合掌をしてお帰りになった姿を見て、頭が下がる思いでした。


通常、皆さんも先を急いでいらっしゃったりするのでなかなかお一人ずつお話しする機会があまりないのですが、お客様から教えてもらうことってほんとうにたくさんあります。写真屋さんのおかみさんは、大きく引き延ばされた当時の写真を見て粒子の細かさを御指摘になりました。造幣局にお勤めのご主人は、カラーカウア王の肖像画にある「大勲位菊花大授章」をご覧になって、体全体を使って感激されていました。


これからいらっしゃるお客様がたも、もしお時間があったらゆっくりと宮殿を堪能して行かれてくださいね。忙しい現代、ちょっと明治時代にタイムスリップして空想の世界で遊ばれることをお勧めします。


そうそう、この日は私、皆さんメモなど取らないだろうと勝手に解釈して「鉛筆だけですよ、使えるのは」ということを強調しませんでした。なんと、おじいちゃまがくださったメモはボールペン書き。リーダー格のお父様が私にプレゼントしてくれたものもボールペン、そしてエレベーターの中では日本のガイドさんが「どうしてボールペンはだめなんですか?」とセキュリティに渡された鉛筆でメモを取りながら質問をされました。(≧O;


インクが世界に二つとない壁やドアに付いても困るでしょ?お願いですから鉛筆以外はご使用にならないでくださいね!:)

いよいよ明日からメリーモナークが始まります!きっとヒロの街はたくさんの観光客で賑わっているんでしょうね。私も木曜のミスアロハフラから観に行きます。

で、スケジュールをチェックしたら、なんともう出場者と曲目がリストアップされていました。

http://www.merriemonarch.com/2010program/thursday-miss-aloha-hula

今年も有力どころが勢揃いで、益々面白くなりそうです。ヒロの街からレポートを、と言いたいところなんですが、アンクルやフラシスター達と一緒の行動なので、きっとクラフトフェアとワインナイトでブログの更新どころではないと予想されます。(笑)

ましてや、コンピューターなど持って行きませんので、せいぜい写真をたくさん撮ってきます。携帯からアップもできるんですが、どうもこちらの電話で日本語を打とうとすると腱鞘炎になりそうなくらい疲れます。

ということで、私が現地に行くまでにはまだ時間があるのですが、スケジュールを見てちょっと興奮してしまいました! 

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Tuahine

イオラニ宮殿の日本語ドーセント(解説員)、 を務めています。ハワイの文化や歴史、フラ、メレ(歌)、イオラニ宮殿についての情報をお伝えします!

このブログの宮殿に関する情報はすべて母体 "The Friends Of 'Iolani Palace"の 認可を得て掲載しています。 Iolani Palace

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